2014年3月10日月曜日

こしかわくんのストラト

STRATOCASTER FENDER JAPAN
正確な製造年はわからない
昔、コピーモデルとして日本のメーカーが作ってた製品のできがよく、Fender社が正式に認めた、という噂話を聞いたことがある
たぶんだけど、それくらいの年代の製品だと思う
(あんまり使ってないなら安くゆずってもらえないかなぁ)
ジャックが調子悪く、音が出なくなった とのこと
付近の断線か、ジャック自体の不良だろうとあたりをつけ、あずかりました(2014.03.10)
開けてみました
みごとにわかりやすく断線
プラグの抜き差しをしているうちにジャックを止めているナットが緩んでしまうことがけっこうある
ぐらぐらして気持ち悪いのでなんやかんやして締めるのだが、中でぐるぐる回ってしまう
そのうちにガリガリいい出して、そうこうしてるうちに完全にとれると音が出ない

たぶん、誰もが経験することです
オレももちろん、経験者 藁

切れてるのならつなげばよいのです
ジャックの交換も考えてましたが、部品そのものは大丈夫でした
ハンダづけの準備にかかります

古いハンダを除去して、
つないで、
ハンダづけ

断線してたのは白いホット側だけでしたが、アースの方もおんなじように弱ってる雰囲気
こっちも同じ要領で付け直し
チェックのため、いったん組み付けた
ねじはまだ締めてない
セレクターの5つのポジションやら、ポッドをそれぞれぐりぐり
ガリなし
セレクターもちゃんと働いてる

問題はジャックだけやね と確信
元にもどしていきます

接点をきれいにクリーニング
指盤は専用のオイルで磨いておきました

組み付けて弦張って、試し弾き
ちゃんと音が出た(^-^)

完了!!!! と喜んだのですが…
どうもネックのそりが大きい…
写真は6弦22フレット押さえた状態で、7フレット付近の状態

ネックの調整ミスるとアウトなことは知っているし
完璧な調整というのはプロの領域だと思う

できる範囲の改善、ならば経験あり

急がない、とのことでしたからそのセンでやることにします
ネックの調整はココ

ちょこっとだけ見えてるネジ
ここだよ、とわかるようにわざわざピックガードも削ってある

こうゆう場合、たいていピックガードをはずせばいける
やられました
このままでは調整できません
ま、予想はしてましたけど

ネックはずします
ねじをすこーーーーーーーし回してしばらく熟成
(熟成とは言いませんけどフツウ)

ほんのちょっと回したら時間をおく…
ひたすらそれの繰り返しをしていきます
ゆっくり… まぁ、数日かけてやるぐらいの気持ちの方がいいみたいですのでそうします

続きは後日
後日です

忙しかったというのもあるのですが、じっくり時間をおいてやりました

かなり改善できたと思います
ごっつう弦高下がりました


ざっとオクターブも合わせましたが

ネックの調整だけで弦高がぐっとさがりましたので
弦の高さは好みで調整が必要ですからここまでとします


0 件のコメント:

コメントを投稿