2016年6月28日火曜日

カンカラ三線 なのか?!

やがていつか、この日がくるだろうことは予想していたのだ。この糸巻きが壊れたあの日に…



ドリルで穴を広げて、とりつける。



カンカラ三線、チューニングがちょっとやりやすくなると思う。

ただ… こうなると三線とよんでいいものかどうか不安になってくるなぁ。

2016年6月27日月曜日

カナレのケーブル に まつわるおもいで

高校のときに友だちとやったバンドは、5人目のメンバーとして誘ってもらったときには、「ドラムかキーボードのどっちか」といわれ、「キーボードやってみる」と答えて参加した。
ウチの家には妹が習っていたピアノがある。でもドラムセットってどうすりゃいいのか見当がつかない。高2の4月にバンドが結成され、11月の文化祭のステージにむけて、バイエルから練習を始めた。
その直後の5月、G.Wのイベントにバイトをさせてもらえることになった。駐車場の案内やら、着ぐるみの中身やらけっこうな人数がいるという。高校はバイト禁止だったから口の堅い連中集めてシフト組んででかけていった。
G.Wフルに行って、3まんか4万くらいになったと思う。それでキーボードを買うつもりだったのだ。
バンドの発起人のボーカルのT君ももちろん一緒にバイトやって、なんと彼は「キーボード買うんやろ。カンパするわ」と、バイト代の全額をくれた。

卒業してからぜんぜん会ってないけど、あんときの恩は一生忘れない。ありがとう。

80年代になったばかりの頃、モノフォニックのモジュールシンセはあったけれど、選択肢が難しかった。買ったのは Casio の 201 だ。それでも当時、10万円近かった。

このバンドはメンバーも入れ替わったりしたけど2年続いた。

もっとちゃんと弾けたらもっともっとおもしろいかもしれない、と思って、進学したときに軽音に入ってみることにした。キーボードをもうちょっとやってみたかったのだ。
ところがが、音楽科があっらもんだで軽音にも音楽科の女の子が毎年わんさか、さらに幼児教育科の女の子もわんさか。ほんとは音大ねらってたんやどぉというレベルの子がうじゃうじゃ。

「鍵盤やれるコはいっぱいおんねんけどギターおらんねん。おまえギターやらんかぁ。」
見学にいったときにそういうハナシになり… 今に至るギター。

時代は80年代から90年代にかかる頃。(もちろん昭和。)

シールドケーブルってすぐダメになっていた。ちょっと動くとバリバリいうし、音が出なくなることもしょっちゅうだった。そういうダメになったケーブルが軽音の部室には積まれていた。女の子が多いからよけいにそうなったのだ。で、そのケーブルを使えるとこだけちょん切ってハンダづけして再生していたのが大師匠のY先輩で、おんなじようにまねして再生を試みていたのだ。
断線してブチブチいうばかりか、ジャックもへたって先っぽがくるくる回るようなそんなシールドばかりだったころに、ちょびっと高かったけど丈夫で長もちしたのがカナレのケーブルだ。

カナレのケーブルはすごい。とても丈夫だ。

時代が過ぎ、いろんなケーブルが世に出てきた。日本人にも手の届くものが海外から届くようになった。

2年くらい前からカナレのケーブルを楽器店であんまり見なくなってしまった。どうしたのかとおもっていたのだが、どうやら新製品を投入しているらしい。

海外のbeldenやらmonstar,、日本でもmogami など、評価を高めているメーカーが出てきている。
(じっさいのとこ、わしも最近はBelden使うようになっているのだけど。)

カナレへのリスペクトは変わらない。これからもずっとだ。

ジャンク Roland TD-7 に挑む

オークションサイトでKD-8が出品されていた。これくらいだったらいいかなと思って入札してみたら落ちた。キックペダルとセット。



前にドラム音源のTD-7をジャンクで買っていたのだ。こいつにつなげて遊べる日がきたらいいな、と思って、Rolandのパッドで安くなってるのがあったら少しずつ買って集めているのだ。
TD-7はRolandの初期のエレドラ用の音源で、V drumになる前のモデルだ。性能からいうと今の時代にわざわざTD-7を選ぶ必要はないと思う。だが、それだけに中古価格はとても安くなっていて、さらに格安のジャンクである。動けばラッキーと思って買ってしまったのだ。でも、コレだけでは何もできない。パッドをちょっとずつ買い足して、いつかはエレドラ… という流れで今回のKD-8だ。

ちょっと不安もあった。KD-8 はV drum 対応だ。TD-7では正式には対応リストにはない。すべての機能を使うのはムリなのはわかっているが、とりあえずは鳴るはず、という目論見で入札したのだ。
届いたので本当に鳴るのかどうか、試してみるべくTD-7登場。



つないで叩いたら音が出た。よしよし、目論見通りだ (^-^)

この TD-7 、発見したときに「ジャンクです。 ボリュームノブ壊れてます」とあった。ほんなもん交換したらいけるんちゃうん、と思って持ち帰ってみたら、固定ネジが緩んでるだけでしめつけたら元通り、ヘッドフォンつないだら、おぉ、 Demo song がちゃんと鳴るやないか、うっしっし、とすごく得した気分でストックしていたのだ。
今回テストしてみたら、鳴るには鳴るのだが…   なんか音が小さい気がする…
こんなもんやったっけ?
試しに Demo 鳴らしてみたけど、やっぱなんか違う気がする。こんなしょぼい音量やったっけ?!

ヘッドフォンOUT ではらちがあかん、OUT PUT にアンプつないでみた。

音が出ない!!!!!!!!!!!!!

これはあかんわぁ。
だけど、ヘッドホンOUTからは小さいながら音が出てるのにOUTPUTからの出力がない。ということはアナログ系のアウトのどこかがおかしいということのはずだ。ドラム音源周りのデジタル関係のトラブルだとどうにもならんが、アナログ部分ならひょっとしたらなんとかなるかもしれない、と考えた。

さて、分解。(そうゆう短絡的な考えは、ほんとは多分あんまりよくないのだと思う。)



前に開けたときにはボリュームの緩んでるのをみつけて、それで喜んで終わっていたのだが、その頃よりはちょっと経験値が上がっているのだ。(ロウガンも進んでいるけど) ハンダの割れを数箇所発見。
さらに、周囲を茶色くしているコンデンサ発見。



それから、電源ジャックすぐのところで、
黒焦げのチップコンデンサ発見!



周囲を茶色く染めて怪しく立っている電解コンデンサを苦労してはずした。



焦げたコンデンサは電源ジャックのウラの狭いスペースだったので電源ジャンクをいったんはずした。
ラッキーなことに値がわかった。同じ値のフィルムコンデンサーを持っていたのでつけてみた。(この対処方法が正しいのかどうかは自信がないのだが…)



焼け焦げたのは、その後の回路の不具合がどこかにあるからなのか、前オーナーが間違った電源つないでそうなった、ということなのか、今のスキルではわからない。同じ値のコンデンサをいれて、それでどうなるか様子を見ようと思う。

ここから組み上げて、一件落着、とはいかなかった。右OUT からは音が出たのだが、左がでない。
さらにそこからもろくなっているように見えるハンダを修正したりあれこれコツコツやって…

さらにごにょごにょしてたら左も鳴るようになった。のだが、左から右の音も出る、右から左の音も出る… なんで? とアレコレつつきまわしたり、ジャックを外して調べたりもしたのだがわからない…。

ん…、、、、、ちょっとちょっと、ひょっとすると…

一本ずつ交互にではなく、左右両方プラグさしてやってみたら望み通りの音の出方になった。あぁ、そうゆうことだったのかぁ、と、こうなってから気づく…。

ココ、という特定はできなかったのだが、電解コンデンサーの接触とか、電解じゃないコンデンサーがなくなっていること、それと多数のハンダ割れ、不調の原因はそこではなかったかと推測する。


コンデンサーの焼損箇所、電源間違いよるものであるならばいいのだが…

ともかく、現レベルでは TD-7 復活いたしました。



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と、よろこんでいたのだが…

症状再発しました   トホホ

2016年6月26日日曜日

カンカラ三線 エレキ化?!

Ovation のギターがとっても好きだ。そんで、Ovation のギターが有名になったときに「ピエゾピックアップ」の存在を知った。『ピエゾってすげぇ!!』とずっと思っていた。

たしかにすげぇ。きょう初めて日本では『圧電素子』と呼ばれていて、形状やら値段やらはまったく違うものの、パーツやさんでは100円未満で販売されていることを知った。さらに、100均ショップにならぶ製品の中にも使われているのだという。
普通のスピーカーがマイクの役割もすることは知っていたが、100均のような安価な製品の中には『圧電素子』がスピーカーとして使われていて、それがそのまま『圧電素子』のマイクとして流用可能らしい!!!!!!!
圧電素子のマイク、それはつまりあこがれの『ピエゾピックアップマイク』そのものだ!!!!!!

100均の製品だと、ストップウォッチとか、ブザーに使われているという。え、、、、、、、、、 ストップウォッチならたしか10年くらい前に買ったことがあるぞ、、、、、ぜんぜん使わなくなってるが。探したら出てきた。電池はとっくの昔に切れている。



開けてみた。あった!! こいつだ。表面がだいぶ劣化しておるなぁ…。



線をつなぎ変えて試してみると、驚いたことに音を拾ってくれる!!!! 机をたたくとゴンゴン音がする。



そいつにジャックをつけました。



さらに、ここにとりつけた。



何かといいますと、



カンカラ三線でありまして、みごとにエレクトリック三線ができあがりました。意外なことにノイズもハムもなく、けっこうクリアにちゃんと鳴る  笑。出力も十分だ。すげぇ。 
うーーーーーーーーーーーん、そのうちプリアンプ作りたくなるかもしれないな www。
ストップウォッチは電池入れれば音が鳴らないだけでそのまま使えるはずだしな。

ここにいたるまでには苦労した。最初このピエゾには直接カナレのシールドGS-6をぶった切ってつけてみたのだ。ついたのはついたのだが、試したりなんだりしているとすぐにはずれてしまう。よく見ると、圧電素子のホット側はすごく薄い金属の膜で、さらにそれが劣化しているからちょっと力がかかるとハンダ付けしたところがめくれてはがれてしまうのだ。GS-6の方がしっかりしてるからちょっと曲がって力がかかるとはがれてしまう、ということが半分以上もめくれてなくなったころにやっとわかった。細い線を探してこっちに換えてみたらなんとかなりそうな感じにやっとなった。

カンカラ三線 エレキ 、コレおもろいわぁ!!!

ところで今回流用しようとして失敗したカナレのケーブルGS-6。若い頃に買ったものだ。古くなったし、今はもう使ってないのだがノイズも出ないし捨てることもなく持っていた。でも家の中では5mもいらない。この機会にちょん切って2mくらいのケーブルに作り換えようと思っていたのだ。



カンカラ三線エレキの内部には使えなかったが、2mぐらいに作り変えたシールドがちょうどよくつかえるようになった。

そんなんでごそごそしてたら古いケーブルが出てきた。むかし、ビルローレンスのギターを買ったときについていたケーブルだ。ああぁ、懐かしい。でもコレ、硬くて取り回しもよくなくて使ってなかったんだわ。この機会に処分しようかと思ったら、BY BELDEN の文字を発見。



え、BELDEN !!!  やっぱもうちょっと使い道考えることにする。

処分しようとしてわかったのだが、なんとこのシールド、ハンダづけ不要タイプのジャックになっていた。ソルダーレスってやつですのう。

2016年6月21日火曜日

Planet Wave のミニチューナー 表示が変だ! 壊れちまった!!!

Planet Wave のミニチューナーだ。旧型の方だ。



とっても小さい。Ovation 専用で使っていたのだが、今回、もろもろの事情があってこの Ovation の使用は見送った。ので、他のギターにつけて使おうと持っていった。



そしたらまぁ、表示がちゃんと出ない。チューニングはできているようなのだが、下半分が表示されなくてとても見ずらい。

あーーーーーーーーーーーあ… 壊れたのかぁ…


壊れたのならしかたない。こころおきなく分解してしまおぉ!

そうゆう発想はどうだかなぁ、とは思うが、壊れでもしなければなるべくなら分解したくない。でもホンとは分解してみたいのだからしかたがないのである。

よく見るとギターにとりつける部品の下にビスが見える。形状を確認して、えいやっ と力をいれたらとりつける部品が外れた。



よし、分解するべぇ、と思ったら、表示部を覆っている部品が外れた。

ん?!

あまりにも突然のできごとすぎて、写真をとることも思いつかぬまま元の場所に持っていって抑えたらパチンという音とともに元通りの場所におさまった。

あれぇ?!

ここで試しに電源入れてみたら




直っていました。


ライブで使ってもらえなくて、Ovation が怒ってたのだろなぁ。ごめん。


中途半端に外れていた表示部を覆う部品、どっかに落っことして無くしていたら最悪だったなぁ。
残っていてよかった。

2016年6月19日日曜日

ジャンク BOSS CL-50

ジャンク品、通電確認なし、返品不可。約30年前発売のの品物だ。
この時代の品に弱い。欲しかったんだけどカネがなくて買えなかった若かった頃の機材だ。それがおっさんになった今、「確かめてませんし、完全に壊れてるかもしれませんけどよろしかったら買ってください。ちょっとは安くしますよ」ってジャンクで売りに出されていた。
あまりに安い開始価格に入札したら、競合する人が現れず、そのまま落札してしまった。



BOSS CL-50 コンプリミッター。
届いたのでとりあえずつないでみたが…     ダメだこりゃ。
電源とか、Effect のLEDは反応しているけど、かんじんの音はまともに出ない。時々ブツ切れに音がしてなんじゃこりゃぁという状態。

残念やけど、こりゃぁ使いもんにならんわぁ!

安すぎたからしゃーないわなぁ…。ほなまぁせっかくやし、分解してみよう!!



しゃーない、とか思いながらも、実は未練があって、電解コンデンサーが吹いてるとかどっかが焼き切れとるとか、なんぞないんかと思い開けてみたのだが…

目視する限り特にどうという異変はみあたらない。

のだけど、どうということはないとは思うが、電解コンがいくつか、みょうに倒れてござる気がする。
へんなのぉ、なんでこんなに倒れとるのん、と思いつつ、とりあえずグニっと引き起こしておいた。

基板を熱心に見渡してはみたものの、しょせん文系である。どうにもならん。
とりあえず、この状態でつないだらどうなるんかなぁ、と思って、アンプとギターつないでみたら…

ありゃぁ…   動いてるわぁ…



ナニが悪かったのかよかったのかはさっぱりわからない。
とりあえず、ツヤのないなんとなくイヤなかんじに見えるハンダを修正してみた。

でもコうゆう方法、人さまには勧める気にはならん。熱に弱い部品もあるわけで、実はトドメをさす結果になるオソレがある。

組み立てましたらば動作しているようでず。いまのとこokですな。

Taylor GS mini

Taylor の評判がすごくいい。
欲しい気持ちはあるけど、とてもいい値段がする。

いいのみつけた! GS-mini だ。
ミニギター とはいいながら小さすぎず、音もしっかり出るという評判だ。

買ってしまった。

2016年6月14日火曜日

ATH-A5X アートモニターヘッドホン 部品交換

audio-technica の ATH-A5X だ。20年近く前に手に入れて愛用してきたのだが、この数年出番がなくなってしまっていた。このシリーズには長さの調節機構はなく、頭の上にパッドがあってそいつで支える仕組みになっている。
頭の上のパッドが片方、いつのまにやらなくなってしまい、しばらくは存在していたもう片方もまたいつの間にやらどこかにまぎれてなくしてしまった。音は鳴るからヘッドフォンとしては使えるんだけど、しばらくつけていると頭にパッドの付け根が当たって痛くなる。さらに、イヤパッドも痛んできた。

古い機種だから修理はあきらめていたのだがなんと、audio-technica のサポートで交換部品が販売されているのを見つけた。ありがたい。
  アートモニターヘッドホンイヤパッド  ヘッドトップ(左右一組)  ヘッドパッド(左右一組)
以上三点をさっそく注文してみた。








両側とりつけまして、無事完成。イヤパッドはもうちょっとあとにしようかな、と保留してますが。



ちゃんと補修部品があるなんて、なんていいメーカーなんだろう。
これでまたしっかり使えるのがとてもうれしい。