2017年3月20日月曜日

ミキサーからパワーアンプへ送るラインのアッテネーター作ってみた

ジャンクで安く手に入れた BOSS BX-80、自作のスピーカー、高校の時に買ってもらって長く愛用して、しまいこまれていたパワーアンプで鳴らしてやることにしたらいいかんじ。テレビのラインアウトとか、ipod とか、いろいろ鳴らしてちょっと聞くのにちょうどいい。
映画みたりなんだりするのにちょうどよくてとてもうれしい。

のだが、ちょっくら問題もある。
BX-80 は +4 ラインアウトの仕様なので、ミキサーのフェーダーをほとんど上げることができない。ミキサーには LED のレベルモニターもついているのにまったく点灯させることができない上に、わずかに点灯するレベルぐらいまであげるとスピーカーが悲鳴をあげる。

単純にレベルがあってないのだ。BXシリーズの他の機種なら +4 と -10 の切り替えができるものもあるのだが、BX-80 には省かれている。あんまり頑強そうな外見はしてないのに、出力は業務用機器仕様ということらしい。

ラクにうまいこといくテはないものか、とググってみたら、パッシブアッテネーターの情報にたどり着いた。可変抵抗に近いものまで製作できるそうだが、単純にレベルを落としたいだけなら抵抗を2つ(チャンネルあたり)でいけるみたいだ。

ブレッドボードに組んでつないでみた。




クリップを多用してずいぶんなつなぎ方だけど、うまくいきそうなことがわかった。



参考にしたサイトをみながら、抵抗値をいくつか変えてみた。

10kΩ と 470Ω の組み合わせでいけそうだ。だいたい -30dB くらい落とすことになるらしい。

こういう回路だ。

      R1   10k
------www--+---------------->
                   |
                   >  R2
                  <   470
                   |                  
--------------+-----------------  GND

いろんなやり方があるそうだ。参考にしたところの回路で、R1 R2の値がこれくらいだったからそこからいくつか値を変えてやってみたのだ。 R2 の値を小さくすればどんどんレベルは下がったから、「R1 でごそっと落として、さらに R2 を通して GND に捨てる」
というイメージでとらえているのだが、考え方としてあっているのかどうだか。

てきとうに部品組み合わせて仮に作った。コレでしばらく様子をみようと思う。









フェーダーをフツウに7割くらいは上げられるようになった。そのあたりからまた上げると、ときどきスピーカーが辛そうな音になる。



いちおうもくてきはたっせいできそうだ。そのうちちゃんとケースに入れてやろう。

インピーダンス、とか、dB のハナシ、よくわからない。計算式も出てたけど、さっぱりわからん。
ちょっとずつ勉強しようと思う。

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