扇風機が壊れた。カクンと下を向いてしまって首が座らない。これではこの夏を乗り切れない。
カクカクカク、と音を立てて首を上げ下げするところの小さなボールが脱落していた。
元の場所におさめてオッケー、とはいかなかった。
なんで脱落したのかというと、そもそものその機構を支えるボディが割れていたのだ。
これはいかん。
長年使ってきたからなぁ。まぁいうたら寿命だともいえるのだがちょっと待て。
コレ、寿命で納得したくないなぁ。
重たいモーターの入ってるアタマを支える、こんなに荷重のかかる重大な場所をプラスチックで作るのってどうよ。
「ココさぁ、そのうち壊れるように作っておいたから新しいの買ってね」
なんていうメーカーの、エコを無視したやりくちには一矢むくいてやらねばならぬ。
プラリペアでガチガチに固めてやった!
この扇風機、ランダム風が絶妙で気に入っているのだ。まだまだ働いておくれ。
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