2016年7月18日月曜日

ほとんどジャンク xperia arc SO-01C

かれこれ6年? スマホが出て半年くらいの頃だ。それまで使っていたガラケーが、ゲンチャリ運転中にポケットから落ちた。しばらくして気づき、大急ぎで道を戻ると路上にタイヤに踏まれてぺしゃんこになっていた愛機を発見してしまった…
コドモのサッカーだのなんだので連絡がしょっちゅうあり、持ってないと不便だからdocomoに買いに行った。突発事態だったので、とにかく安いの! と頼むと出してくれたのが 「らくらくホン」
それはちょっと厳しいなぁ、と思い、「スマホってどうですか?」と聞いてみたら、docomoのねえちゃん、「うーーーーーーーーーーん、スマホですかぁ…。    あのぅ、パケホーダイってご存知ですかぁ?」

意地でもスマホ買っちゃるぅ!!! と決意したのがこの瞬間であった。ちょうどモデルチェンジで旧型になった時期だったのでちょっと安く買えた。それがコレ。SONY xperia arc SO-01Cだ。



5年も経つと性能の進化はすさまじい。もうとっくに化石である。だが、動く。android 2.3 どまりなのだが、ゲームはしないので動きがもっさりしていようが、この程度なら十分だ。最大の弱点は内部メモリーの少なさなのだが、これもゴニョゴニョすることでなんとかした。さらにmvo の sim 入れて、テザリングもできるようにしたし、ラインだってできる。(既読の文字は読めない…)

Roland TD-7 にくっついていた頑固な接着剤あとをシールはがし剤でとっていたら、ビンを倒してしまった。あわてて机をふきとった。少し離れたところに置いていたスマホはまったく濡れていなかった。工作作業に使っている板の下に液が回りこんでいることにはしばらくしてから気づいた。この板をはさんでむこうにスマホは置いていたのだが、濡れているとは思えなかったのでノーマークであった。

「毛細管現象」 ってやつだと思う。えらいことになるものだ。細いすきまをたどって進み、スマホの中に浸入したらしいのだ。
次の日になって画面にえらいことムラがあることに気がついた。原因はコレしか考えられない。画面の上半分がおかしい。画面タッチは効くのがせめてものさいわいだった。

揮発性の液だからとにかく開けて放置した。さらになんとか掃除できないものかと分解してみた。



悲惨である。表示面のガラスの下がムラムラになってしまった…。



ガラス面の下までめくって調べたが、すでに乾いてはいるようだ。
他のとこまで液で侵されて影響がでてないかと触りまくってみたところ、カメラ立ち上げたときに「SDカードがありません」とのたまう。いよいよコレもダメかぁ、とは思ったのだが、SDカードの寿命にはちょっと不安もあったことだし、機種換えしても必要になるから買ってきて試しに入れてみた。(ゴニョゴニョいろいろやっているのでSDのフォーマットは単純にはいかなかったけど。)

認識した。
驚いたことに起動の遅かったほかのアプリまで早くなった。どうやらSDの読み書きエラーの限界近くにかなり前からきていたらしい。

ってことは…  困った…  まだ使える… 
困らなくてもいいのだが、まだ使えるのならなんとかしてやりたくなる。それでまた機種変更の機会をのがしてしまうのだがなぁ。

とかなんとか考えていたところに、水没ジャンクで格安の同機種を見つけてしまった。

長年使ってきたこの子に愛着はあるのだが、それより何より 技術的な興味の衝動にかられてしまってる。タッチパネル入れ替えに挑戦してみたいのだ。それでしくじって壊してしまったらそのときは新しい機種を買えばよいのだ。うん、そうするべ。


今回初めて知ったのだがここが水没反応ってやつらしい。一度濡れると赤くなる。



動作保証のない水没くんである。画面表示とタッチパネルさえ生きていてくれればラッキーだ。
試しに電源つないでみたら… あれ、コレも動く。



sim カードも認識するし、wi-fi も拾う。ひととおりはちゃんと動いているようだ。

と、まぁ、こんなふうにここ数日遊んでいるのだが、またもうひとつ不思議なこと発見。


画面のムラムラが… だんだん小さくなってる!!



最初半分くらいがおかしくなっていたのが、なぜかだんだん小さくなっている… なんで自己回復しているのやら?   果たしてこのまま全面が回復してしまうのだろうか???

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