2017年2月4日土曜日

ipod センターボタンの陥没をなんとかする 

10年ちょっと前に買った ipod だ。たぶん第5世代ってやつだと思うのだがよく覚えていない。とにかく、写真や動画が見れるようになったころの機種だ。
当時、ポータブルMDに変わる録音機材を物色していて、どこかで「ipodで録音できる」という記事を見たので「それならipodにすんべ」、と買ったのだ。ガセではなかったが、思うようにはいかなかった。録音するためには対応のマイクユニットを買わねばならず、それがまたいい値段がする上に、ちょうどモデルチェンジのタイミングだったので対応するマイクがまだ発売されてなかった。なんじゃぁそらやったわけです。

それと、その頃好きだった D-LIVE というマンガで、腕利き諜報員のオウルがスパイ道具として使っている場面があって、おお、こんなところにも、なんてことを思ったことがある。

はじめは持ち歩いて聞いていたのだが、そのうちクルマに常備するようになった。カーステのリモコンで扱えるからとても便利なのだ。
7年か8年くらい前にバッテリーがヘタったので交換したことがある。開けるのがものすごく大変だった。でもトラブルはそれくらいだ。

センターボタンが陥没して効かなくなた。よくあるトラブルらしい。修理したいが、開腹のたいへんさを思うと躊躇してしまう。フレキケーブルを痛めるとややこしいらしい。バッテリー交換の時もフレキが怖かったもの。さらに経年劣化もあるだろうし… 

作業を先送りにし続けて5年くらい経ってしまった。M-120のテストに協力してくれたことだし、じゃっかんの事情も生じたことだし、このままなのもかわいそうに思えてきたので手術。

ipod の2枚おろし。開けて、ビス6本はずすとこの状態になる。前にやったときはおそろしく苦労したのだが、今回は意外と簡単に開けることができた。薄いピックだと具合がいいことがわかった。



問題の場所はここだ。



ネット上の噂でよそうしていたけれど、それにしてもみごとに小さい黒いのがズレている。

というか、「そんだけかぁ」というのが正直な感想だ。こんな小さいのがほんの2,3ミリずれたがために、正直言うとけっこう不便な思いをしていたのだ。



ピンセットで元の位置に戻した。粘着力はまだある。

開けるのはけっこうさくさくできたが、組つけるときに部品の位置合わせが微妙。難しくはないが、簡単でもない。ここで下手してそこらじゅうのフレキを折ったらたいへんだ。



かなり画面が細かい傷だらけなので、そのうちココも磨いてみようかと思う。

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