2012年7月に、ナイトスクープで「目がわるい私を山に連れて行ってもらえないか」という依頼があった。盲導犬(アイメイト)のマッキー、探偵の石田靖さんと一緒に登山されていたのをよく覚えている。
その方のブログを発見。
http://ameblo.jp/chanter80/archive1-201207.html (許可を得ていないので直接リンクは控えておく。)
「手話ボーカル・盲導犬と盲人のメンバーによる世界でたったひとつのロックバンド」 シャンテ として活躍されていることを今知った。
http://www.chanter80.com/
なぜ、このブログにたどりついたかというと、
1990年に「ごめんだけじゃない」で奈良に行ったあとだから、たぶん1991年ぐらいだと思う(ずいぶん昔だ)。『わたぼうし』の関係で声をかけていただいて、大阪の御堂会館で行われたコンサートに参加したことがあった。詳しいとこまではもう覚えていない。『リラックス』って名前もまだなかったかもしれない。
視覚障がいのある方のバンドが出演されていて、確かそこが『シャンテ』という名前だったと思う。
3ピースのハードロック、だっと思う。キャリアも豊富なバンドで、上手いなぁと思いながら聞いてたら、演奏中にギターの弦が切れたのが楽屋のモニターでわかった。曲が終わったときに、ひょっとしたら困っておられるかもと思って舞台袖に自分のギター持っていって「よかったらどうぞ」と渡した。
次の曲はオレのギター使ってもらって、その間に弦張って渡そうと思ったのだが、ロックナットがついててレンチ持ってなくてはずせない。渡したのはシングルコイルのテレキャスだったから、なんだか悪いなぁと思いながら残りのステージを聞いた。
出番が終わった後、メンバーみんなで「助かりました」と、楽屋に礼を言いに来てくださった。「弦の交換できなくてすみません」とかなんとかのやりとりをしたと思う。
あのときのバンド、長いことたつけど今も活動されているのかなぁ、とふと思い出してググッテ見たら出てきた。
キャリアとか見て、たぶんあのときの人だろなと思う。
むかしのちょっとしたギターにまつわる出来事の記憶と、ナイトスクープがつながった。
不思議なもんだ。
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